田中宇さんはその「国際ニュース解説」でずっとトランプは再選されると主張してきましたが、ここに来てそれを詳しく解説しています。
現在でもアメリカのマスコミ系の世論調査では10%近くの差でバイデンが有利と報じていますが、田中さんはこれらの世論調査は前回選挙同様に今回も間違えると考えています。
この理由は、トランプに投票する共和党支持者の多くはその意見を投票時まで明らかにしない「隠れ支持者」であるからとしています。
マスコミや学術界、IT業界など、新興勢力のほとんどが民主党支持であり、彼らが力を持つインターネットを完全に制覇しています。
したがって、共和党トランプ支持などということは調査では口に出せない人が多いとか。
共和党系の研究所によると、こういった「隠れ支持者」の比率は70%以上に上るとか。
そのため、実際に来月の選挙になってみると、トランプが逆転どころか圧勝するという見通しです。
しかし、今回は郵便投票を実施する有権者が多いと考えられており、それで投票を確定させることが難しいとも言われています。
このため、投票結果の確定が遅れると言われていますが、それがもたつくと互いに選挙の不正を主張し合い、暴動が起きたり最悪の場合内戦になるかもと考えています。
さて、どうなりますか。
権力側と大統領が対抗勢力というのも驚きますし、大統領を支持する勢力がそれを隠さなければならないというのも日本とはまったく正反対のようです。
日本では政権支持派がわが世の春とばかりに言いたい放題を続けています。
それが普通と思いますが、よほどアメリカは複雑になっているのでしょうか。
それにしてもアメリカで内戦とは。
南北戦争以来になるのでしょうか。
これで、一所懸命蓄え続けた手持ちの銃などの武器が陽の目を見る?のでしょうか。