アメリカ共和党では反トランプ派も一定の勢力を保っていますが、中間選挙の候補者として反トランプを掲げていた候補がトランプ派に敗れたということです。
このリズ・チェイニーと言う人はかつて副大統領を務めたディック・チェイニー氏の娘ということですが、反トランプを貫いていたそうです。
しかしワイオミング州の中間選挙の共和党候補者を決める予備選挙でトランプ派のヘイグマン氏に敗れました。
バイデン大統領の評価は下がり続け中間選挙は民主党惨敗という予測が立つ中、次の大統領選挙に意欲十分のトランプですが、共和党内での支持も高いようです。
トランプが波風ばかりを起こしほとんど成果も上げないままで終わったのですが、それが「もう少し」で到達できると期待する有権者が多いということでしょう。
はじめから方向性が違っていても、それが「まったく間違い」なのではなく「まだ少し足りない」と思いたがるというのは、愚かな日本人だけではないようで、同様かそれ以上に愚かなアメリカ人たちもそう考えているようです。
このままいくと次の大統領選では再びトランプ当選ということも無いわけではないでしょう。
まあロシアとの関係は一気に改善するかもしれませんが。