爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

神戸市の小学校でコロナウイルスクラスター発生、「3密はないはず」でも。

神戸市の小学校でコロナウイルス集団感染が発生し、生徒20名教員3名が感染したそうです。

しかし、学校側では「3密を避ける対策はやっていた」としています。

www.kobe-np.co.jpどうせこのリンクはすぐ切れるでしょうから、中身も少し引用しておきます。

市は「3密になる授業はなかった」とした上で、マスクを外す場面などの“盲点”を調査し、新たな対策を検討するという。

 授業での「3密対策」はしていたということです。

しかし、マスクを外す状況はあったということでしょう。

もちろん、給食時や水などを飲む時にはマスクを外さざるを得ないですし、屋外での運動時にもできないでしょう。

 

GOTOの対象施設などでも「3密対策の有無・程度」をしっかりと調べるなどといったことも言われていますが、結局は「完全な対策はできない」ということでしょう。

 

消毒薬やマスク、フェイスガード、アクリル板での飛沫防止など、「やっている感」さえあれば良いのかと思ってしまいます。

おそらく、本当に感染者が目の前に来たらかなりの確率で防御は破られるでしょう。

 

以前から言っていますが、「病院でも医師や看護師が感染してしまうのはなぜか」を考えてみれば、完全な感染防御など不可能だということが分かるはずです。

 

まあ、100のリスクを1まで下げれば相当な効果はあるということは認めます。

しかし、あくまでも「0」にはならない。

(なお、本当は「100のリスクを30まで下げる」程度だと思いますが)

そこまで感染力の強いウイルスを相手にしているということです。