中国が香港の活動を圧迫しようとしている「国家安全法」を制定しましたが、それに対してアメリカが「人権侵害」であると中国を非難しています。
コロナ禍に加えて黒人への暴力が相次ぐアメリカが、他国を非難などとは笑止千万というのが賀茂川さんの意見です。
第二次大戦後の世界ではアメリカが「世界の警察官」として「自由と人権」を旗印に各国に軍隊を送っていましたが、今は極めて分かり易いトランプ大統領のもと、矛盾だらけの世界戦略を繰り広げています。
とはいえ、トランプになって初めてこういった事態になったわけではなく、これまでの歴代の政権も似たようなものだったのでしょう。
それを上手くごまかすか、露わにするかの違いはあるのでしょうが。
トランプの再選は非常に厳しくなってきたというのは間違いないのでしょうが、バイデンになったから変わるということはないのでしょう。
ただし、トランプの最大のお友達として振る舞ってきた安倍がこのまま日本政府にとどまっていた場合、バイデンの姿勢はかなり厳しくなるのかもしれません。