爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

夢の話「旅行中に預けた荷物が紛失」

旅行中に手荷物預けをした荷物が無くなってしまったという悪夢ですね。だいたい見る夢のほとんどは悪夢のようです。このところ支離滅裂で断片的な夢ばかりだったのですが、今朝は結構まとまったものでした。

手荷物預けといっても、夢の中に出てきたのは列車の旅です。今は荷物預けはほとんど飛行機旅行のイメージでしょう。私もこれまで数百回の飛行機旅行はしていますが、国内がほとんどですのでさすがに荷物トラブルということは一度も経験がありません。海外はわずかな体験だけですが、無事に荷物は出てきました。

今は想像もできないかもしれませんが、昔の国鉄時代には”チッキ”と呼ばれる手荷物託送制度がありました。実際に列車で旅行する場合にだけ利用できるものでしたので、前もって乗車券を買っておき、それを見せて頼んだ覚えがあります。
子供の頃は毎年夏休みには母の実家に長期間滞在するというのが慣例でしたが、その出発前には父が昔から持っていた柳行李(やなぎこうり:もはや死語です)に一杯に荷物を詰め込んで駅まで自転車の後ろに積んで押して行き、駅の改札の横にある窓口に出したものでした。調べてみると当時はチッキの自宅配送サービスというのもあったようですが、田舎の駅だったためか、あるいは余計な費用をかけることを嫌った両親の意向なのか、持ち込みも受け取りも駅まで行ったようです。
荷物の輸送は乗り込んだ列車に積み込むわけではなく、専用の荷物列車で送られたはずです。”クモニ”などといった車両がよく走っていました。
しかし、ヤマト運輸の宅急便サービス開始以降、そちらに取って代わられたチッキは消えてしまいました。

今回の夢ではそういった実際にあったチッキではなく、列車に乗る際になんと荷物預かりがありその場で預けて乗り込んだというものです。そして受け取りは到着駅のプラットフォーム一杯に空港にあるような荷物の流れるコンベアがあり、それを延々と見て歩いていても自分の荷物が見つからず、途方にくれて駅長事務室に行きましたが、なかなか入ることができないというところで目が覚めました。

数年前は北陸地方に仕事で行っており、盆正月には列車で帰省して来ましたが、その時期には乗客の誰もが大きなスーツケースなどを持っていて列車の中でも結構邪魔になっており、手荷物預かりのようなものがあれば良いのにとも思いましたが、それも何か夢に関係があったのかも知れません。

しかしこのところ夢に出てくるのは、旅行のトラブル、仕事のトラブル、学校の試験のトラブルがほとんどです。旅行を除いてはほとんど卒業してしまった事柄なのですが、まだその心理的重圧から抜け出せないようです。