最近はしか(麻疹)の流行を警告するような報道が相次いでいますが、それについて報道の在り方といったものを見直そうという記事がありました。
agora-web.jp医師で医療経済ジャーナリストという森田洋之さんという方が書いたものです。
すでにこの感染については数多くの報道がされていますが、実際には感染者数というものはごくわずかなものです。
煽れるものは煽っておけという姿勢なのでしょうか。
実はこういった姿勢は新型コロナウイルス感染の拡大の際も同様だということです。
客観的な感染者数の増加や死亡者数など、本質的な問題ではなく報道側の「時間の経過」(受け手が興味ある間は報道を続ける、飽きれば報道もやめる)によってだけ決まっていたのではないか。
そしてその「感染症の恐怖」からまだ抜けられない人たちがいます。
老人施設の管理者たちがそれであり、いまだにこういった施設の入所者たちは自由な外部との面会や外出が制限されています。
これも「感染症の恐怖」を煽りすぎる報道のためではないか、という提言です。
そういう一面もあるのでしょうか。
確かに感染症には油断大敵なのでしょうが、それよりも報道側の都合も大きいのかも。