世間の関心も集めたSTAP細胞事件のもととなった論文がNATURE誌に発表されてからちょうど10年が経ったそうです。
news.yahoo.co.jpそれについて医療ジャーナリストの榎木英介さんが研究不正の現状を書いていました。
この事件では当事者が若い女性であったこともあり、ワイドショーでも毎日のように取り上げられるなど社会の関心を集めました。
しかし研究不正という観点から見れば、この事件などはその中の一つに過ぎないものです。
主に研究の不正により発表したものの撤回された論文というものが集計されていますが、そのランキングの2,3,4,6,8位が日本人、しかもすべて医師であるということです。
また記事では研究不正を監督すべき管理者の責任がほとんど追及されず、そのまま居座るという現状も紹介しています。
逆に不正を告発した人がその職に留まることができずに退職するといった実態もあるようです。
研究不正が起きるような研究環境の実態に問題があるようです。
日本の研究者たちの環境事態にも大きな欠陥があるということでしょう。