爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

三浦半島の思い出

この前もこんなことがありましたが、「三浦半島にまつわる夢」を見てしまいまして、それを「夢の話」で書こうかとも思ったのですが、あまりにもまとまりもなく、夢の中で自分の思考が向かっている先もはっきりしないという、変な夢だったのでそれはあきらめ、実体験としての三浦半島に関する思い出というものを書いてみようかということにしました。

前置きが長いのですが。

 

小学校6年の年に親が茅ヶ崎に家を建てて引越し、大学卒業まではそこで過ごし、さらに自分が会社に勤め始めて6年後に転勤になり藤沢に住みそれから10年以上居たということで、湘南地方には長く住んでいたのですが、三浦半島には数えるほどしか行っていません。

やはりちょっと面倒ということがあります。

 

最初は大学生の頃、友人たちと横須賀を訪れた時でしょうか。

何と言う理由もなかったのですが、暇だったので横須賀の軍港などを見に行きました。

友人たちは東京からでしたので、おそらく横須賀駅あたりで待ち合わせたのでしょう。

戦艦三笠の記念館に行き、アメリカ海軍や自衛隊の船を横目で見たという程度の記憶しかありません。

 

それからかなり時は過ぎ、会社の転勤で藤沢の研究所に居た当時に社内旅行でバスの日帰りツアーがあり、城ケ島まで行ってその後三崎漁港あたりで食事をして終わりというのがありました。

社内旅行も当時は工場の連中は気合を入れて遠くまで行くということが多かったのですが、研究所ではそこまでやる気のない人ばかりで、日帰りで昼食だけということがかなりありました。

この時の食事ではマグロのカマ焼きというものを初めて見て驚きました。

 

おそらく時期はその頃だと思いますが、家族で油壷マリンパークに行ったこともあります。

藤沢からは自動車で小一時間かかるのですが、車の運転もそれほど慣れておらず、しかも海岸沿いの曲がりくねった道で結構疲れた覚えがあります。

しかし今回ちょっと地図を見てみたら、マリンパークってもう閉鎖されているんですね。

 

最後に、ちょっとおもしろい、というかバカバカしい仕事での三浦半島一周。

研究所での私の仕事は微生物の分類・保存といったものですが、それと同時に環境からの有用物質生産微生物の分離ということもやっていました。

その一環として、上司と二人で水圏の微生物収集ということで一日がかりで出かけました。

会社から社用車で出かけ、まずは江ノ島で水や土のサンプリング。

さらに三浦半島を南下し横須賀から少し南の入り江で水のサンプリング。

そうしたら上司がもう仕事には飽きたと言って、ボートを借りて魚釣りをすると言い出しました。

私は実は舟は大の苦手。

なら一人で行ってきてくださいといって、車の中で昼寝をしていました。

なお、もちろんこの蒐集旅行で得られたサンプルからは大して有望な微生物は分離できませんでしたが。

 

どうも湘南地方在住者にとっては、鎌倉までは普通に行ける範囲内なんですが、そこから先は少し構えないと行けないところのようです。