爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

またも悲惨な水難事故、溺れた子どもさんを助けようと父親が泳ぎ寄り、父親に掴まって子供は助かるが父親が死亡

山陰の海水浴場で、またも気の毒な水難事故が発生しました。

news.yahoo.co.jp家族で海水浴に来ていたのですが、子供二人(小学生)が流され、それを助けようと泳いでいった父親(45歳)が溺れて死亡したということです。

子供は父親に掴まっていて助かりました。

 

溺れた人を救助するということは、水泳に自信のある人でも難しいことで、救助のプロで訓練を重ねた人でない限り救助に向かった人が危険になると言われています。

 

しかし子供が流された場合にその親がすぐに助けに行かないということはできないでしょう。

まったく泳げない人でも飛び込んでしまうという行動をとるのではないでしょうか。

 

海岸でどんどんと沖に流されるというのは、やはり離岸流でしょう。

これに巻き込まれると普通の泳力の人では岸に戻ることはできないのですが、横に泳いで離岸流から離れれば戻れます。

そのことを知識として知っているかどうか、それも大きく関わってきます。

 

楽しいはずの海水浴ですが、人生を完全に狂わせられるようなことにもなり兼ねません。

色々と考えされられるニュースでした。