世界経済フォーラムの報告で、各国のジェンダーギャップを評価したところ日本は過去最低の125位(146か国中)だったそうです。
www.asahi.comまあこういった評価はその手法によっても大きく変わりますが、それでも間違いなく平等とは言い難いということでしょう。
企業の役員や管理職に女性を多くという政府の指示もあってか、(まず自分たちからやれよなと思いますが)女性役員が全くいない企業もあわてて登用ということになりそうです。
しかしこれも形だけのようで、報道によればこういった企業への女性役員はほとんどが外部取締役などとして大学教授や弁護士などに依頼する例が多く、そういった人々も適任者は少ないために何社も兼任という例が増えているとか。
形だけで誤魔化そうという企業の姿勢も情けないものですが、これも数だけ何とかしろという政府指令があってこそでしょう。
内部登用が主とならなければ何にもならないのですが、だからと言って無理やり内部人材を昇格ということをしても、内実が伴わなければ本人も周囲も大迷惑といったところです。
うちの娘も共働きで勤めていますが、やはり子供の問題があり勤務時間も短縮せざるを得ず昇任といったことも難しいようです。
それをこなしながらでも昇任昇格ができる体制というのが整わない限り無理な話でしょう。