爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「タイム」も解析力不足、なおかつ弱腰になってしまったようで。「岸田は軍国主義」か。

アメリカのタイム誌が「岸田が軍国化を目指す」という記事を出すということはさすがに大きな話題となりました。

その認識自体、まったく掘りが浅く陳腐なものですが、さらに「日本政府の抗議で取り消した」となっては、まったくジャーナリズムらしさもない日本の新聞並みの状況かもしれません。

news.yahoo.co.jp

もともと、「岸田が日本を軍事大国に」という見出しだったという報道ですが、これもとても実態を深掘りしたとは言えない陳腐な、表面的な金額のみを見たものでしかありません。

 

何度も書いているように、そこで金を投じるのはすでにアメリカでも失敗作と言われている戦闘機や本当に効果があるのかも分からない迎撃ミサイルであり、しかもそのミサイルシステムでは本当に日本人がボタンを触れるのかも分からない代物です。

(単にアメリカの迎撃システムの一端にされてしまう恐れが強い)

そのほとんどはアメリカの軍需産業の収益に貢献させるためだけに米政府がゴリ押ししたものを受け入れたというものでしょう。

そのような中身を知ってか知らずか、日本が軍事大国になるなどと書くのは小学生の作文でしょうか。

 

そんな低レベル記事を良く載せるなと思っていたら、なんと最新ニュースでは「日本政府の抗議で変更」だとか。

それが事実だと思っているのなら貫けば良いだけなのにそれもできない。

タイムといえばかなりの高級紙だと思っていましたが、全くの期待外れでした。