熊本日日新聞のコラム欄に掲載された話です。
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江戸時代の天明の浅間山大噴火では多量の溶岩が流れ大きな被害が出ました。
特に鎌原村(現嬬恋村)では溶岩に埋まり壊滅的な被害を出しました。
それに対し幕府は各藩に復興のための資金を出すようにさせ、熊本藩には10万両もの拠出を命じたとのことです。
これは現在の100億円にも相当する額ということで、藩の財政が窮乏していたために藩のみから出すことは不可能、そこで領民に広く献金を募りようやく集めて送ったということです。
それは先方にも知られていたことで、この前の熊本地震の際には恩返しということで多くの義援金が集められたそうです。
熊本地震の復興も徐々に進み仮設住宅もようやく解消されるそうです。
それにしても、昔のことを覚えていなければこういうことはできません。
しっかりと学び、子どもたちに伝えていくことが必要だということでしょう。