1月17日は阪神淡路大震災、それから28年が経ちました。
大きな地震はあちこちで何度も起きていますが、その衝撃の大きさでは阪神淡路大震災はかなりのものでした。
地震の規模、災害の範囲の広さから言えば私の記憶の中では東日本大震災の方が大きいのですが、大きな破壊力で都市を壊したということでは阪神淡路大震災というものは非常に激しいものだったと思います。
震災発生時にはまだ小学生で、その後熊本で育った私の息子が神戸の会社に入りそこに住むようになったのは地震からは15年近く経過し、もう復興が進みほとんど地震の跡も分からないようになってからのことです。
私も何度か神戸には行きましたが、ほとんど傷跡も分からなくなっていました。
その地震の後に建築基準法が改正され、建物の耐震性も向上したそうです。
熊本地震で震度7を2回連続で受けても新築の建物は何とか持ちこたえたのもそのせいだったということです。
息子はその後神戸で生まれ育った女性と結婚しました。
彼女やご家族は地震では直接の被害は受けずにすんだそうですが、火災が広がり煙を上げていたのは見ていたそうです。
災害が起こりやすいのは日本列島の宿命でしょうが、大地震の被害も繰り返されこの後も発生するのは間違いありません。
せめて死傷者が出るような被害は食い止めるようにできたらよいのですが、金の使い道を間違えている今の政府はそれが目に入らないようです。
さて、今年はそのような地震が起きるのでしょうか。