爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

サル痘について分かっていること、忽那賢志さんの解説

日本ではまだ感染者が確認されていないものの、欧米では次々と検出され話題になっている「サル痘」について、忽那さんの解説です。

news.yahoo.co.jp

サル痘は天然痘と似た症状のウイルス感染症ですが、天然痘より感染力が低く重症化も少ないということです。

天然痘ワクチンがサル痘にも有効だったのですが、天然痘が根絶されたためそのワクチン接種(種痘)も止められており、サル痘が広がる恐れがあるということは言われていたようです。

 

名前はサル痘といっても、猿に特に関係のあるわけではなくげっ歯類が元の宿主でありアフリカ各地に散在しているようです。

感染も接触感染や飛沫感染で、そのためアメリカではゲイの若い男性の感染者が多くなっています。

 

ウイルスの系統により死亡率は差があるようですが、これまでのところ欧米の感染者での死亡例はないということです。

 

感染症に対して警戒心が強まっているために過度に問題視する人もいるようですが、これまでのところ爆発的な感染拡大も重症者続出ということもないようです。

注意はしておく必要はあるかもしれません。