爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「こさえる」とは何なのか。

まあ大した話ではないのですが。

 

休日の午後(とはいえ、私は毎日が休日なのですが)ボーッとテレビを見ていると某番組で内容はともかくやけにBGMが耳に残りました。

 

その曲は私には子どもの頃から聞きなれたものですのですぐに分かりましたが、加山雄三の「お嫁においで」です。(作詞岩谷時子

www.uta-net.com

気になったのは曲中の「珊瑚でこさえた 紅い指輪あげよう」という部分です。

「こさえた」ってなんだ。

といっても私にはよく分かっています。

「作る」ということなんですが。

これって方言?

 

どうやら、こしらえる(拵える)という言葉が変化して俗語化した表現ということで、特に方言というわけではないようです。

 

しかしどうも地域によって使われる頻度が違うようです。

 

こういったサイトも

www.nagano-mall.jp

ここの記述によれば「こさえる」(作るという意味)の用例が多いのは南信地方だということ。

それで分かりました。

私の両親の出身地で親戚も多い飯田市近郊の南信地方でよく使われるということです。

そういえばかつて親戚と話をしている時にも使われていたような気も。

そのためにこの言葉を聞いた時に何となく気にかかったのでしょう。

 

一件落着致しました。

 

なお、上記の「ながのモール」の方言の事例紹介を見ているとほとんどが南信地方の言葉の紹介なんですが、そんなに南信は特別なんでしょうか。

長野でも他の地方にはほとんど行ったことがありませんので、よく分かりませんが。