夢の舞台は20年以上前に勤務していた神奈川県の研究所のようです。
共同研究をやっている企業の研究所に研究連絡会議開催のために出張することになっています。
同僚数名と一緒なのですが、よく知っている場所なので先方で合流ということで、適当に出発することになりました。
先方での約束の時間は午後2時、JRの駅から電車で1時間ほどですので、昼飯は駅前で食べてから乗っていけば間に合いそうなので、昼少し前に出発することにしました。
JRの駅まではバスで行かなければかなり距離があるので、バスを待つのですが、朝夕の通勤通学時間帯にはバス本数も多いものの、昼間はあまり走っていません。
どうやら事故か何かあり遅れているようで、ようやく来たバスも超満員。
とても乗れそうもないので次のバスを待たなければなりません。
これでは時間に遅れそうなので、仕方ないから駅まで走るかとまで追い詰められます。
バス料金の210円も、硬貨を手に握りしめていますが汗でぬれてきました。
焦りに焦って思わず目が覚めるといういつものパターン。
時計を見るとまだ3時でしょうがないからまた眠ることにしました。
夢と実際との差異:
かつて勤めていた会社の研究所では、実際に多くの企業や大学と共同研究をするという機会がありました。
たまに先方に出向いての連絡会議といったこともあり、その時は出張していたのですが、東京周辺ではメーカーの研究所というのはたいてい郊外にあり、わが社の研究所のあった東海道線周辺であれば近いのですが、千葉や埼玉と言う例もかなり多く、そういったところに出かけるのは一日仕事でした。
勤めていた研究所からは、JRの駅までは確かにかなり距離があるためバスを使っていました。
朝夕はかなり多く走っているのですが、昼間は本数が少なくかなり待たされることもありました。
料金は現在は駅まで220円のようです。かつての料金が210円だったかどうかは不確かですが、夢の中では確かに100円玉2個と10円玉1個を必死に握りしめていました。
なお、同僚たちはほとんどは市外から通勤していたため、バスの定期も持っていましたが、私は近くの社宅に住んでいて徒歩10分で通っていましたので、たまの出張の時は現金精算しなければなりませんでした(まだICカードなどはありません)
なお、かつてはバスに乗っていくというのが当然のように思っていましたが、駅までの距離を測ってみると2.4㎞、別の私鉄の駅までは1.3㎞しかありませんでした。
よく散歩をしている今であれば、「歩けるじゃん。」という程度の距離だったとは。
あの街にもコロナ禍もあってもうしばらく行っていません。
どんな風になっているのでしょうか。