爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

”賀茂川耕助のブログ”を読んで、No.1329「アフガンを手放さぬ米国」

アメリカ軍が9月にアフガニスタンより完全撤兵をするということで、平和になるとは誰も思っていないでしょうが、それ以前にアメリカが影響力を手放すことはないというのが賀茂川さんの指摘です。

kamogawakosuke.info

この撤兵でアフガニスタンの軍事勢力が勢いづき内戦が激しくなるという予測がされていますが、そもそも駐留米軍が撤収するだけで事実上はほとんど変わらないということです。

 

米空軍のロス長官は、今後もカタールUAEの基地からドローンを飛ばしてアフガニスタンのテロ組織(タリバン)を攻撃し、アフガニスタン軍を支援すると表明しています。

 

また、アフガニスタンに限らず、最近の戦争ではアメリカは民間軍事会社というものを多用していますが、これも変わらずに使って行くようです。

 

結局は何も変わらないということのようですが、これはアメリカにとってアフガニスタンは変わらずに重要な利権の元だからということです。

世界一のケシの産地、そしてレアアースの埋蔵量も多いということで、ここを失うようなことはしないということでした。