「費用プラス50」とは、アメリカが米軍駐留の海外基地の所在国に対し、「駐留経費の100%にプラス50%を加えて払わせる」という政策です。
日本の他にも韓国やドイツなどが対象となりますが、日本以外は了承する見込みは全くありません。
この問題については、田中宇さんの「国際ニュース解説」でも繰り返し言及されており、そちらでは田中さんはトランプ大統領の全世界からの撤兵作戦であると解説しています。
賀茂川さんも、上記記事の中で明記はしていませんが、「東アジアが平和になれば米軍の存在理由はなくなる」と書いており、米軍の駐留費用を払わせるというのが目的ではないと言うことを意識しているようです。
ロシアとの北方領土交渉も、日本の報道ではロシア側の姿勢や国民感情ばかり報道していますが、実際はアメリカの見え隠れする妨害が課題なのでしょう。
これを米軍撤退につなげるためには、そういった点でのアメリカの行動の変化が必要なのですが、本当にそうなるでしょうか。
私にはトランプが再選したいだけの国民サービスにしか見えませんが。