ついこの間まで「オリンピック中止など考えられない」と言っていたはずの自民党二階幹事長がオリンピック中止も考慮するという趣旨の発言をしました。
国民の多くがその開催に疑問視、つい先日はアメリカ、イギリスのメディアも中止しないという日本政府やIOCの姿勢を批判するなど、もうほとんど開催の可能性は無いと考えられるのですが、いつ誰がそれを言い出すのかだけが問題となっていたようです。
まだ政府関係者や東京都、JOCなどが口に出すわけには行かないでしょうから、自民党側の重鎮で、日ごろから放言癖のあることで有名な二階に言わせたのでしょうか。
オリンピック開催の機運を盛り上げるはずの聖火リレーが、もはや「もうだめだ」という雰囲気を撒き散らすだけのようになっています。
緊急事態宣言を解除し、「まん延防止措置」などと名前だけ変えてみたものの、それも乱発せざるを得なくなったのには、ウイルス変異株の極めて速い広がりも影響したのでしょう。
もうほとんどオリンピック開催の可能性は無くなったのでしょう。
飲食店だけの時短営業などという中途半端なことはもう止めて、大幅な外出禁止措置を取りながらできるだけ早くワクチン接種を進めていくしかないのでしょう。