「マスク警察」とか「自粛警察」など、何とか警察というものがはびこるという嫌な風潮ですが、今度は「不織布マスク警察」まで登場してきたそうです。
確かに不織布マスクの飛沫防止機能は優れており、布製マスクやウレタンマスクは見劣りするのですが、その報道に過剰に反応している人が多いようです。
一部の美容院や病院などで、布製やウレタン製マスクをしてきた人に対して不織布マスクの着用を強要するということが見えてきたとか。
不織布マスクの性能が優れているといっても、着用方法が不十分であれば意味がありません。
そのうちに「N95マスク強要」などということにもなり兼ねない状況かもしれません。
それは極端としても、現在の不織布マスクでも完璧な着用を心がければかえって呼吸しづらくなるという欠点もあります。(だからこその防止性能なんですが)
終わりのなかなか見えない状況で苛立ちも増えているのでしょうが、益々嫌な風潮になっていきます。
太平洋戦争に向かって進んでいた頃の社会もこのような雰囲気だったのでしょうか。