熱中症対策には水分を取るだけでなく塩分も必要であると言われています。
しかし、栄養疫学の児林聡美さんがツイッターに書いているのを見て、そういえば本当はどうなんだと思いました。
実は私も現役時代に真夏に閉め切った室内で汗まみれで仕事をしていて、急に手足がけいれんし始めて焦って塩を舐めた経験があります。
暑いところで汗を大量にかいていると熱中症になるので、水分だけでなく塩分も取ることということは次のパンフレットにも書いてあります。
ただし、ここでは「一日の塩分摂取量」には書かれていません。
どうやらそこに何かあるのか。
本家?の高血圧学会はどう説明しているのか。
この中では「高血圧の人は真夏でも食塩摂取を制限することが望ましい」とされています。
ただし、「発汗が激しい場合は水分とともに少量の食塩を取る」とも書かれています。
「少量」とはなんだ。
分かりづらい。
どうやら、大量の発汗をする場合以外には塩分を特に摂取する必要はなく、高血圧の人にはかえって悪いようです。
どうもこういった、「量を考えない」話が多い。気を付けなけりゃ。