爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「伝統的な社会」というものはとんでもなく脆弱なようで、同性婚で社会が変わるとの岸田の本音

同性婚を認める法改正を求める意見に対し、岸田首相は国会での答弁で「社会が変わってしまう」と述べたそうです。

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いくら同性婚を認めたとしても、それほど多くの人々がそれを選ぶはずもなく、大多数は異性婚であるのは間違いないでしょう。

その程度の少数者の行動で崩れるほど、「伝統的な社会」というものは脆弱だというのが岸田の考えなのでしょうか。

 

私から見れば「伝統的社会の道徳」を根底から崩してしまったのは、政治家の拝金行動の方がよほど大きなものだと思います。

まあ、「権力者が勝手気ままに振る舞う」のが日本の伝統だと言われればそうかもしれないと思ってしまいますが。

 

しかし、ここで現れている岸田の心理は「伝統を重んじる」というよりは「全体主義的なもの」と言うべきでしょう。

「皆、俺たちの言うことに従え」というのはまさにその独裁的な心理を示しています。

岸田の思想の深層が現れてしまったというべきでしょう。