今年を振り返る、その2。4月から6月です。
4月
★5月から代わる新元号に「令和」が決まる。
これまでの中国古典から選ぶという慣例を変え、万葉集から選定したと仰々しく宣伝されました。
しかし、万葉集もその地の部分は日本訛りの中国語ですから、それほど大したものではなかろうという感覚で受け取りました。
どうやら首相の思い入れが強く反映したようです。
★紙幣(日本銀行券)を新たに発行すると発表。
1000円札に熊本県出身の北里柴三郎が選ばれたということで、熊本県内では大騒ぎ。
キャッシュレス化と大騒ぎされている割には、紙幣の刷新をやるというチグハグぶり。
日本の紙幣の質は世界最高水準ですから、犯罪の温床となるようなキャッシュレス化を無理に進める必要はないのではと思います。
★フランス・パリのノートルダム大聖堂が火災で焼失。
多くの人が見ている中での火災で衝撃的な映像が流れました。
生前退位は200年ぶり。
まあ、あまり年をとって天皇で居るというのは大変でしょうからこれで良いのでしょうが、あまり大騒ぎするのもね。
5月
★滋賀県大津市で交差点で事故発生。ちょうど保育園の散歩の途中で信号待ちをしていた園児の列に車が突っ込み園児2人が死亡、多くの園児と保育士が負傷した。
関係した運転手はどちらも女性、酔っぱらいでも高齢者でもなくても悲惨な事故は起きます。
それにしても、あまりにも漫然とした運転態度に驚きます。
報道によれば、前の車が右折したのでなんとなく続いて右折してしまった。
そして漫然と直進し右折車が出てきたのでブレーキも踏まずにハンドルを切った。
こんな事故で子供を奪われた家族の悲嘆は想像するだけでも気の毒です。
★ホルムズ海峡で貨物船が攻撃を受ける。
いまだにどの勢力が攻撃したかも不明です。
あまりにも危険な海域の海上輸送に、日本だけでなく世界の命運が握られているということでしょう。
★アメリカのトランプ大統領が来日。大相撲の観戦など首相の途方も無い歓待ぶりには驚く。
その挙げ句が貿易交渉のあまりにもひどい内容や、高価な兵器購入。
ウィン・ウィンと称しているが、ウィンエンドルーズであることは明らか。
★川崎市登戸の駅近くで、小学校のスクールバスの到着を待っていた私立カリタス小学校の生徒と保護者の列に刃物で襲いかかるという事件が発生。女子生徒1人と保護者1人が死亡。
心を病んでいる人があまりにも多すぎるのでしょうが、そういった人がとんでもない結果を生む行為が簡単にできるというのも間違いない事実です。
6月
★FIFA女子サッカーワールドカップが開催。ほとんど印象なし。
日本は決勝トーナメント1回戦で敗退。だったかな。
★香港のデモが本格化。
★吉本興業の闇営業問題が発覚。
特殊詐欺の元締めと言われる「反社勢力」の宴会に会社の営業を通さずに出演した芸人たちが居たことが分かり、問題化した。
同じ「反社勢力」でも「桜を見る会」に招いた人は何も責任を取りません。
★神奈川県愛川町で実刑が確定した男を収容しようとした検察官らから逃れて男が4日間逃走。
その後もこれに類した事件が頻発した。
★ホルムズ海峡で日本へ向かう船も襲撃を受ける。
アメリカがいち早くイランの関与を明言するも、事実は全く不明。
「激動の1年」であったことが鮮明に蘇るような映像が思い出されます。
さらに続く。