原油価格の乱高下が続き、それでも価格上昇基調は変わらないようです。
その理由としては、トランプ外交の影響でイラン原油の取引停止に加え、サウジアラビアの記者殺害事件の影響も危惧されるとか。
しかし、おかしいと思いませんか。
つい最近までは「シェールオイル・ガス」の生産でエネルギー問題は解消したかのような報道も多かったのでは。
あれはどこへ行ったのでしょう。
これまでも何度も繰り返してきたように、シェールオイル・ガスと言うものはこれまで採掘してきた油田の周囲に残ったカスのようなもので、大した量があるわけでもなく、その品質はひどいもので、原油価格が高騰した場合だけ採掘する意味が出る程度のものと見られます。
それをエネルギー革命のように喧伝してきたのは、あくまでも政治的な意味だったのでしょう。
エネルギー資源産出国の、ロシアやブラジルが力を持ちすぎるのを抑えるためだけだったのでしょうか。