爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

台湾でウナギ稚魚が不漁 日本も同じか

twitterフォロー中の水産資源学の勝川さんが書いています。

 台湾ではウナギ稚魚(シラス)の漁が極端に悪いようで、稚魚の値が高騰するかもということですが、勝川さんによればシラスウナギの回遊コースから見ると日本も同じ道を辿るようです。

 

ウナギは太平洋のはるか南で産卵し、その稚魚が数千キロの旅をして台湾や日本へやってきて、そこで成熟したらまた産卵地まで行って一生を終えるのですが、稚魚が辿り着いたところで全てを一網打尽にしたらどんどんと減るに決まっているでしょう。

 

シラスウナギを数十年間禁漁にし、十分に成魚数を増やしてからまた徐々に漁を始めるようにしなければ、もはやウナギは絶滅に向かう道は避けられません。

 

スーパーに行けばちょっと値は張るもののいつでもウナギの蒲焼きが買えたという方がおかしかったのでしょう。