twitterフォロー中の水産資源学の勝川さんが書いています。
シラスウナギが先に来遊する台湾で獲れないと言うことは、今年は新規加入が悪くて、日本でも獲れないかもしれませんね。
— 勝川 俊雄 (@katukawa) 2017年12月18日
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台湾 ウナギ稚魚が極端な不漁 日本で価格高騰のおそれも | NHKニュース https://t.co/Ki221sce54
台湾ではウナギ稚魚(シラス)の漁が極端に悪いようで、稚魚の値が高騰するかもということですが、勝川さんによればシラスウナギの回遊コースから見ると日本も同じ道を辿るようです。
ウナギは太平洋のはるか南で産卵し、その稚魚が数千キロの旅をして台湾や日本へやってきて、そこで成熟したらまた産卵地まで行って一生を終えるのですが、稚魚が辿り着いたところで全てを一網打尽にしたらどんどんと減るに決まっているでしょう。
シラスウナギを数十年間禁漁にし、十分に成魚数を増やしてからまた徐々に漁を始めるようにしなければ、もはやウナギは絶滅に向かう道は避けられません。
スーパーに行けばちょっと値は張るもののいつでもウナギの蒲焼きが買えたという方がおかしかったのでしょう。