実は最近、本の書評を紹介するというサイトに参加しているのですが、そこでは出版社から貰った本をタダで配布しその書評を書くということもしています。
この本はそれで貰って書評を書いたものです。(そちらの書評と、ここで書くものとは別です。こちらはより本音に近いことを書いておきます)
この本は、昨年行われた「朝ごはんフェスティバル2016」という、日本全国の旅館・ホテルなどで出される朝ごはんメニューの中から「日本一」というものを選んでしまおうという、楽天トラベル主催のイベントの記録です。
イベントの形式は、ネットでの投票で各都道府県代表を決定し、それを10月の実食対決で選ぶというもので、実食対決も2日間にわたり、一般参加の1日目と、特別審査員のファイナルステージで決定したということです。
エントリー数は1500で、観光地の旅館ホテルばかりでなく市街地のシティーホテルも参戦していました。
この本にもそれらの中から448メニューを紹介されていました。
ただし、観光旅館などでは朝からこんなもん出すのと言うような豪華版もあるのに対し、市街地のホテルなどはそこまでの内容ではなくどちらかと言えばパンの美味しさで勝負といったところが多いようでした。
優勝したのは、山形県温海温泉の旅館の、芋煮をイメージして作られた芋煮汁のメニュー。それを岩のりを使った吟醸茶漬けと合わせたものでした。
さて、後半で紹介されているホテルなども、さすがに地域では有名どころ、高級風なところばかりでしたが、それでも何箇所はこれまでに泊まったことのあるホテルなどが含まれていました。
ただし、「こんな朝食メニューなんて出なかったよ」と言うところですが。
具体的には、石川県金沢の 金沢白鳥路ホテル山楽の「加賀れんこんと鳥手羽元のほろほろ煮」というものです。
まあ、そのときは前夜に飲みすぎて朝食は食べられなかったので、仕方ないですが。
兵庫県淡路のホテルニューアワジにも泊まったことがあるのですが、掲載の「地魚干物の炙り」なんていうのは食べませんでした。まあこれもバイキングで洋食メニューばかり食べていたのですが。
まあ最近はめったに旅行にも出かける機会が無くなってしまいましたが、宿の朝ごはん目当てなんていう旅も良いかもしれません。ただし、あまり期待して行ってがっかりということも多そうですが。