全国33箇所の祭礼とともにユネスコ無形文化遺産に登録が確実となったということで話題にもなっている、八代市妙見宮(八代神社)の神幸行列が23日朝7時30分よりスタート、半日をかけて塩屋八幡より八代神社までのコースをたどる大祭が行われました。
朝から塩屋八幡まで出かけて出発の場面を見てきました。
写真上のような傘鉾が9基、下は亀蛇(きだ)というものです。
他にも獅子舞、木馬(きんま)、鉄砲隊、槍隊、奉納飾り馬等々、多くの人々が行列を組み市内中心部を練り歩きます。
今でこそ熊本県内くらいにしか知られていないようですが、江戸時代から明治期までは非常に盛んな祭で、九州三大祭と言われた時期もあったとか。
傘鉾も大きさはさほどではないものの、細部を見ると贅を尽くした作りで、現在同じものを作ろうとすると数億円はかかるというものだそうです。
例年であればこの祭の時期にはかなり冷え込む気候となり、八代地方にも冬の気配が濃くなるのですが、今年はまださほどの冷えはなく暖かく感じました。
しかし、こちらもそろそろぐっと寒くなるとか。
この日一日は八代地方はお祭りの雰囲気が溢れます。