鉄道路線の廃線跡をたどるという趣味があるのは知っていましたが、道路も使われなくなったものがあるようです。
全国各地の50箇所以上の廃道を実際に訪ねてその記録を書いていますが、相当すごいところもあるようで、執筆者がかなり危険なことになったものもあるようです。
ほとんどが山奥の道で、古いものばかりでなく最近作られたもののいろいろな事情で廃止されたというものもあります。
多くは急カーブや急勾配がひどくてトンネルを作った新道ができると使われなくなったというもので、完全に通行しなくなると草木が生えて埋もれてしまうようですが、中には堂々とした2車線の道路がセンターラインもくっきりと残っているというものもあるようです。
さすがに実際に行ったことがあるというものはこの中にはありませんでしたが、近くまで行ったのは長野の木曽の鳥居峠の随道、熊本の三太郎越えの峠道がありました。
まあ、本で読むだけでちょっと実際に行くのは無理かなと思わせる内容です。
それにしてもトンネルや橋などかなり立派なものも捨てられてしまうのももったいない話です。