爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「ボクハ・ココニ・イマス消失刑」梶尾真治著

刑務所での服役の代わりに自宅に居る事を許すが、特殊な装置をつけさせ他人からは全く見えないようにさせる「消失刑」というものを想定した物語です。
やはり重たいテーマのせいか、展開も辛いものになっていきます。

しかし、科学技術ばかりが進んでいくとこのような事態にもならないともいえません。犯罪と刑罰と言うのはよくよく考えるべき問題なんでしょう。