爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「こんなにも微妙な日本語」日本語表現能力研究会編

日本語は現在も大きく変わりつつあり、江戸時代と言わず明治時代の言葉も今から見るとかなり異質なものですが、それらの少し忘れ去られた言葉を列挙した本です。
私も知らなかったと言うような言葉がいくつも上がっていました。

たとえば、”おいそれ者”(よく考えずに物事を引き受ける人)、”折知り顔”(いかにも時節をわきまえた様子)、”ひとしなみ”(一様である様)などは初耳でした。

ちょっと使ってみたいけれど、たぶん聞いた人が誰も分からないような言葉ばかりです。