爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「孟嘗君と戦国時代」宮城谷昌光著

宮城谷昌光さんは言わずと知れた中国古代から日本の戦国時代まで歴史小説を数多く書かれている作家ですが、これは小説ではなく歴史的な事実をまとめて記されているものです。
この時代を扱ったものでは、”孟嘗君”だけでなく”楽毅”などもあり、それぞれ別の立場からの物語になっています。

それらの小説のもとは本書に記される歴史事実に基づいているのですが、どれをどう使って物語にするかというところは作家の腕次第という所でしょうか。