爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「”戦地”派遣 変わる自衛隊」半田滋著

読んでいる途中であまりのつまらなさに途中で止めた本というものもありますが、この本の場合はつまらない、面白くないというのではなく、あまりにも書かれていることに腹立たしさを覚えて途中で読む気がなくなりました。 それは、アメリカからの無理強いで高…

定点観測 八代城跡の桜 花見の機会も無いまま散り始めました

先ほど、大雨の中を桜の状況を見に八代城跡に行ってきました。 案の定、すでに満開を通り過ぎてかなり散り始めています。 ほとんど花見をするチャンスも無いまま、今日の暖かくしかも激しい雨に叩かれてどんどんと散っていました。 露天商の方々もどうやら営…

飯田線の思い出

最近、「よんばば」さんのブログで飯田線に乗って湯谷温泉に出かけたという記事が出たのに触発され、昔からよく利用した飯田線の思い出を書いてみようかと思いました。 (なんちゃって、ちょうど良いネタに出会って喜んで書いているだけですが) 飯田線は長…

失業率低下って言われてもね。

2月の失業率は2.8%と22年ぶりの低水準とか。 アベノミクスのおかげかどうかは知りませんが、首相や政府高官のしたり顔が目に見えるようです。 www.jiji.com しかし、上記ニュースではないテレビニュース(どこだか忘れました)によれば、特に求人の多い業種…

「ヒトはなぜヒトをいじめるのか」正高信男著

著者の正高さんは「ケータイと持ったサル」などの著作で有名ですが、サルなどの霊長類研究が専門の比較行動学者です。 本書出版は2007年ですが、福岡や神戸でイジメを原因とした中高生の自殺が相次いでいたころですので、それを霊長類などとの比較で考え…

教育勅語の「真意が伝わる」とは

森友学園事件で、幼稚園での教育勅語教育などの実態が明らかになり騒然としていますが、これについて政府は「教育現場での教育勅語活用は否定されない」などと言うことを語っているそうです。 news.yahoo.co.jp 彼らの言い分では、その内容に親子や夫婦など…

花見の思い出

この先、週末まで雨が降りそうで、今年は花見は実行不可かもしれません。 そこで、人生を振り返って(それにしても長い時間だ)花見の思い出などを書いてみましょう。 花見の時期から考えると、1歳と4ヶ月ほどの頃に東京の王子の飛鳥山公園に花見に行ったと…

「絵でわかる カンブリア爆発」更科功著

「カンブリア」というと最近ではテレビ番組の方が有名かもしれません。 「カンブリア紀」と名付けられた時代があり、5億4100万年前より始まった古生代の始めの地質時代を指します。 この時代に数多くの動物の系統(門)が出現し、それ以降のほぼすべて…

「やさしい調査のコツ」森靖雄著

本書著者の森靖雄さんは、学生時代から調査を習得しその後も各所でそういった事業を担当してきた「調査屋」さんで、その後は大学で調査員養成といった活動をされて、本書執筆当時は東邦学園大学教授という方です。 そして、本書の主な想定読者は、大学で地域…

八代城跡の桜、一応開花はしました。

これが本日(4月3日)の熊本県八代市、八代城跡の桜の状況です。 木の場所によってかなり差がありますが、城跡の中心の石垣に囲まれ気温の高いところでは三分咲き程度、石垣の上や城外では数輪がチラホラと言った程度。まだ花見とはいけないようです。 (ま…

安倍総理、稀代の名総理として歴史に名を残す道が見えてきた

森友学園事件など、政権の基盤を揺るがすような事件が相次ぎ安倍総理の足元にも火が及ぶような事態になってきました。 私は安倍総理の政治姿勢にはまったく共感をおぼえる点はありませんが、現在の状況を完全に逆転させ、しかも歴史に名を残すような名総理と…

「”そろそろスマートフォンかな?”と思ったときに読む本」吉澤亨史、所誠執筆

私はいまだにスマートフォンは使っておらず、今後も替える予定もありません。 またこの本は2011年の出版であり、現在ではほとんど通用しない内容だと思いますが、まあ少しは現状理解につながるかと読んでみました。 元々、携帯電話を買ったのも周囲から見る…

忖度(そんたく)なんて言葉、使ったこともなかったよ

森友学園事件、まだ色々と騒がれていますが、ようやくメディアでも事の本質がうっすらと分かり始めてきたようで(遅いよ)盛んに「忖度(そんたく)」という言葉が使われるようになってきています。 私はこの問題が出てきた当初から官僚側の「自発的な対応」…