爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

教育勅語の「真意が伝わる」とは

森友学園事件で、幼稚園での教育勅語教育などの実態が明らかになり騒然としていますが、これについて政府は「教育現場での教育勅語活用は否定されない」などと言うことを語っているそうです。

 

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彼らの言い分では、その内容に親子や夫婦などの道徳に関するものもあり、そこまで否定することはできないといったものですが、まったくの妄言にすぎないものです。

 

 

この言い分を聞いて思い出したのが、特に与党関係者に多い失言・放言の際に、「言葉尻を捉えて批判されており、発言の真意が伝わっていない」という言い訳です。

 

教育勅語に置いての「親子や夫婦の道徳」なるものは、まさにこの「言葉尻」に過ぎないものであり、その真意は「天皇のために命をかけろ」ということです。

その全文を通して文章を理解すればそうなります。

 

部分的に良いことも書いてあるなどという言い方は、本質を覆い隠し言い逃れようという彼らのいつものパターンの裏返しであり、同根の部分から発するものでしょう。