今は昔の話ですが、CDすら古臭くなった現在では夢のような「レコード」というもので音楽を聴いていた時代がありました。
私も最初にレコードを買ったのは中学生の頃、1960年代後半でした。
それはシングル盤の「ドーナツ」と言われたものです。
その後、高校生になってやや小遣いも上がりLPレコードを買うようになりました。
とはいえ、その当時でもレコード1枚2000円以上しましたので、小遣いを貯めておいてたまに買えるかなといったものでした。
(まだ大卒初任給も10万円に届かなかった時代です)
そのレコードを、家にあった昔ながらのプレーヤー(蓄音機と言った方が似合う)で聴いていましたが、高校生になってようやく小さなステレオを買ってもらい、それでずっと楽しんでいました。
大学になるとアルバイトで少しは小遣い稼ぎもできるようになり、少しずつレコードを買う枚数も増えました。
しかし、大学卒業し就職したところ実家から遠く離れた九州に赴任することになり、独身寮住まいとなるということでステレオも送らずレコードも買うことはなくなりました。
つまり、私の持っているレコードはほぼ高校生から大学卒業までの間に買ったものということです。
それでも、その後結婚し一家を構えてから実家に残しておいたレコードを親に送ってもらい、その後ほとんど聴くわけでもないのに保管はし続けてきました。
思い立って、このたびジャケットの写真を撮りましたので、それを掲載しながら音楽の思い出など書いてみようかと思います。
まずは、有名なビートルズのLPから
「アビーロード」ですね。
1969年の発売ですが、私の買ったのもほぼ同時期のはずです。
Here comes the sun のイントロのギターを一所懸命練習したものです。
(まだまだ延々と続く、はず)