熊本地震では、震度7が二回襲ったということは広く認識されていると思いますが、熊本市南部を中心に広い範囲で大きな液状化の被害も出ています。
そのため、道路の地下に空洞ができている危険性が強く、陥没事故の起きる可能性もあることから、地下の空洞調査というものをやっています。
しかし、その業者のうちの一社の調査がずさんで、見落としが多数あるとみられることが分かりました。
担当業者は二社あったのですが、その一つの、東京の「川崎地質」という会社の調査と、別の業者の調査とでは、隣り合った地域での結果で見つかった空洞の個数が17倍もの開きがあったそうです。
川崎地質の調査はあまりにもずさんであるとして、別の業者に再調査を委託したとか。
なお、川崎地質に対して委託料金の返還は求めないということです。
舗装してある道路の地下がどうなっているのか、怖いものですが、その調査が不備というのでは安心していられません。
委託料金の返還どころか、罰金徴収しても良いのでは。