爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

熊本地震後の地下の空洞調査に疑問 手抜き調査?

熊本地震では、震度7が二回襲ったということは広く認識されていると思いますが、熊本市南部を中心に広い範囲で大きな液状化の被害も出ています。

そのため、道路の地下に空洞ができている危険性が強く、陥没事故の起きる可能性もあることから、地下の空洞調査というものをやっています。

 

しかし、その業者のうちの一社の調査がずさんで、見落としが多数あるとみられることが分かりました。

www.nikkei.com

担当業者は二社あったのですが、その一つの、東京の「川崎地質」という会社の調査と、別の業者の調査とでは、隣り合った地域での結果で見つかった空洞の個数が17倍もの開きがあったそうです。

 

川崎地質の調査はあまりにもずさんであるとして、別の業者に再調査を委託したとか。

 

なお、川崎地質に対して委託料金の返還は求めないということです。

 

舗装してある道路の地下がどうなっているのか、怖いものですが、その調査が不備というのでは安心していられません。

 

委託料金の返還どころか、罰金徴収しても良いのでは。