トランプ大統領のアメリカ議会での一般教書演説、グレイトアメリカとがなるだけの品のないものですが、それでも支持者にとってはよく聞こえるのでしょう。
北朝鮮との2回目の首脳会談ということも触れられましたが、その先は分かりません。
メキシコ国境の壁建設というのも自説を主張するばかりで、そのコストと効果についての疑問をはらす気もなく、これがなければ国家の危機と言わんばかりの恥ずかしいものでした。
ロシアとの間の中距離ミサイル条約を破棄することで、また兵器開発の費用がかさみます。
それで兵器産業は大きく潤っている一方で、低所得者層に対する福祉予算は大幅に削られています。
こういった低所得者層は民主党支持者が多いと言われていますが、トランプの熱烈支持層は確か白人低所得労働者であったはず。
彼らも、こういった福祉予算に頼る人も多いのでは。
いよいよ、有権者の投票行動と、それで選ばれた政権の政策との乖離が激しくなっているようです。
トランプに投票している白人低所得労働者が、愚かだとまでは言いません。
言わないけれどそう思っています。