パーティー券をめぐる裏金スキャンダルは終わりが見えませんが、ブルームバーグでコラムニストのリーディー・ガロウドという人が、日本政治の専門家のトバイアス・ハリス氏のインタビューをもとに記事にしていました。
www.bloomberg.co.jpそれによるとこのスキャンダルはあの田中角栄を葬ったロッキードスキャンダルに匹敵するほどの問題となる可能性もあるとか。
「一世代に一度の政治危機」であるとしています。
「政治資金の記載漏れ」という微罪で切り抜けようとしてもそうはいかないと考えています。
岸田政権は命運が尽きるだろうとは予測しています。
ただしその後任がどうなるのかは非常に難しい問題です。
河野太郎や小泉進次郎といった名前も出ていますが、さてこれはどうでしょうか。
岸田も業績は上げており、防衛予算増額もそれだと指摘しているのはさすがに日本通というべきでしょうか。
とても業績などと言えるようなものではないですが。
日銀の金融政策の変化、自公連立の枠組みの崩壊などあり得るとか
これまで10年ほど続いていた安定も終わりになるのかもしれません。
日本ではポピュリズムの台頭が比較的押さえられていましたが、対抗する野党勢力もない中では何が起きるか分かりません。
より好ましくない状況に陥る可能性もあるとしています。
おそらくこの予測にかなり近いことになるのかもしれません。