爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

代議士世襲制の醜態、岸田は息子をかばいきれない?

岸田首相の息子の首相秘書官が公邸で親戚だけの親睦会を開き撮った写真が流出し秘書官解任に追い込まれました。

news.yahoo.co.jpこの息子は首相のヨーロッパ訪問の際にも同行し、そこで公用車を使って私的観光をしたとして問題となった人物です。

かなりのぼんくらと拝察いたしますが、首相は前回は不問、今回ようやく秘書官解任となりました。

マスコミでは上記記事のように首相本人の危機管理能力も危ういといったことが言われていますが、このようなスキャンダルが「危機」なのか、これを防いでいれば「危機管理ができる」ことなのか、ちょっと的外れのようでもあります。

また「写真を流出させたのは誰か」などといってことを問題視する人もいますが、その人自らの人間性に疑問を抱かせるだけでしょう。

 

さて、このようなバカ息子でもいずれは岸田の跡を継いで議員に立候補するのでしょうか。

岸田本人も祖父、父と受け継いでの世襲代議士ですからその可能性(危険性?)が強いのでしょう。

まあ首相本人の力量にも相当な疑問がありますが、それに輪をかけたような息子が代議士となっても、地元安泰なら良いということなのでしょうか。

 

小売業や町工場といった中小企業では親の仕事を継がないことが問題となっており、廃業も続いています。

大企業でも創業者一家の経営というものが続けられるところが徐々に減っています。

ただ代議士一家のみ世襲が続くのはどうしてでしょうか。

おそらくバカでもぼんくらでも議員でいるだけで構わないということなのでしょうが、それがどれだけ日本の政治を狂わせているのでしょう。

しかし、すべての元には政治や社会というものを真面目に考えようとしない国民の意識があります。

まず、「世襲議員は落とす」を合言葉に選挙に臨むべきでしょう。

世襲議員にも良い人もいる?」

そんなことを言っているから泥沼に入ってしまったのです。