「何かやってます」というポーズだけを見せるのが得意の現政権ですが、大きな問題となっている熱中症死亡者の急増に対しても「2030年までに死亡者半減」と言い出しました。
NHKのニュースで流れた内容ですが、紹介するのもアホらしいほどのものです。
まさか強力な温暖化対策を打ち出すなどと言うことをやるはずも無いなとは思いましたが、ここまでの空虚な内容とは。
熱中症死亡者は高齢者が多いが、その大半はクーラーを持っていないか、使用していなかったことが「分かったので」、適切な使用を「呼びかける」のだそうです。
呼びかけだけでできるならもうすべての社会問題は解決しているでしょう。
普段は社会問題のニュースなどにはあまり反応しない家内も、「電気代を補助しろ」という、非常に適切な感想を述べていました。
夏に向け、電気料金はさらに上昇することが見込まれ、年金暮らしで余裕のない高齢者はクーラー使用などはもったいなくてできないという人が大多数でしょう。
これでは今夏以降、熱中症死亡者が減るどころかさらに増加する危険性もあります。
次々と政策を発表している政権ですが、その中味はとんでもないものが大半のようです。