爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

夢の話「学生実験で発酵」

またも、はるか彼方の昔の学生時代の夢を見てしまいました。

 

大学らしきところで、実験をします。

フラスコに培地を入れて滅菌し微生物を植菌して培養するというものです。

しかし、激しく揺するシェーカーなどは使わないので、酵母によるアルコール発酵でしょう。

一人ではできませんので、仲間の学生たちと協力してやっていくつもりなのですが、なんと自分がリーダーとなってしまいます。

 

夜のサンプリングなどもあり、分担していかなければならないのですが、人望のない私にとってはそれは大問題です。

結局は厳しい時間帯は全部自分でやることになりそうです。

 

前培養で小さなフラスコに植えた菌が増殖したところで、本培養の大きなフラスコに植え付けをするというところでした。

 

ここからは、恒例の実体験説明。

 

大学では農学部農芸化学科というところでしたので、3年次の学生実験ではその範囲の多くのものを広く経験しました。

当然、発酵や微生物の関係の実験もあったのですが、学生実験段階では大掛かりな発酵試験はなかったと思います。

それは、4年からの研究室での卒論研究や大学院の段階のものでしょう。

しかし、そういった実験室という所はたいてい清掃や殺菌の都合もありコンクリート打ちっぱなし、水をどんどんと流せるような設備もあり、とても寒いというイメージです。

夢の中でもその場所はそういった感覚のところだったようです。

ただし、それは大学の記憶というよりは、その後長く過ごした会社の工場の同じような場所の印象が強いようですが。

 

なお、学生実験でも夜間サンプリングなどと言うことはあったのかもしれません。

しかし、当時は私は2時間近くかけての実家からの通学で、そういったことはほとんど学校の近くに下宿していた仲間たちに全部お任せ、結構いい加減なことをしていました。

まあ、そういった仲間たちは有名な酒造会社や発酵工業会社に就職し活躍していたようですので、それだけのことはあったのでしょう。

 

夢というものは、実際の記憶をなぞっているようで、微妙にそれとは違っているようです。

何らかの心理的な操作が加わっているのでしょうか。