爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

鉄道模型の話

この世界の大変な時にどうでもいい呑気な話ですが。

 

子供の頃から鉄道大好き少年、今でいう「鉄ちゃん」であったということは何回か書いたと思いますが、鉄道模型に熱心であった時期もありました。

 

小学校6年の時に父がようやく転勤族から卒業し、湘南地方の某都市に自宅を建てて落ち着きました。

何度も転校をしたのですが、ここに行ったのが最後の転校でした。

そこで仲良くなったのが近所に住むG君でした。

(これはあくまでも彼の名字の頭文字です。某昆虫とは何の関わりもありません)

 

彼がすでに鉄道模型にはまり込んでいて、家に遊びに行っては一緒に楽しみました。

もともと電車大好きで乗るときには運転席のすぐ後ろ(鉄ちゃんシートといいます)に座りたがった私ですので、すぐにのめりこんでしまいました。

 

それまでは毎月あの「小学館の小学何年生」という本を買ってもらっていたのですが、母に頼み込んでそれを「月刊 鉄道模型趣味」という雑誌に代えてもらいました。

それから高校生になるまで買い続けいまだに物置にありますが。

 

そして徐々に自分でも模型を作るようになりました。

 

最初に作ったのは旧型客車、型式までは忘れましたが茶色のその当時でも古いと感じられるようなものでした。

16番ゲージという縮尺で、日本独自の規格で80分の1の大きさにしたものです。

結構自作で作られていた方も多かったようで、屋根の形に成型した板や台車(車輪とその周辺部)などは市販されていました。

それに壁面部などを厚紙を切って張り付け、ラッカーで塗装して完成でした。

 

その後も湘南電車などを同様に作成していました。

 

そのうちに本格的に真鍮板を糸鋸で切り出し、はんだ付けで機関車を作ろうとしていったのですが、さすがに高校生となりクラブ活動や勉強で忙しくなって徐々に模型製作からは卒業となりました。

 

しかし、市販の模型で購入した蒸気機関車、C11と9600はまだ書棚の一角に鎮座しています。