爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「クーラーつけろ」の大合唱、電力は大丈夫なのか

全国的に連日連夜の猛暑、熱中症の患者も急増し死者も相次いでいます。

テレビなどでは「常にエアコン、寝ている時もエアコン運転」と言い続けています。

 

この前の番組では、生活保護を受けている人まで支出を切り詰めてエアコン購入というものをやっていました。

 

気になるのは電力需給の様子です。

原発のほとんどは停止したまま。

さらに石炭火力発電所まで止めようという話です。

太陽光や風力はなかなか伸びてきません。

供給体制は大丈夫なのでしょうか。

https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/2020/files/200520_denryokujukyukensho.pdf

電力需給計画についての公的機関の見通しのようです。

この夏もある程度の余裕を持っているとか。

 

どうもあの東日本大震災後の原発停止状態でも結局は電力供給は大丈夫だったという経験からか、何をしても電力は来るという思いができてしまっているのではないか。

何か不安が残ります。

 

しかし、エアコンを運転しなければ危険というのは、もう身をもって実感しています。

我が家もまだ周辺に水田が点在するような環境ですが、それでも夜もほとんど涼しい風も入らず、一晩中エアコン運転状態となってしまいました。

一年を考えればほんのわずかな時間だけなのですが、最大電力需要の大きさに備えなければならない供給体制を整えるのも大変でしょう。