爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

今の酒関係情勢

つい先日、かつて勤めていた会社(何度か書いていますが酒関係メーカー)の現役社員と会う機会があり、最近の酒業界情勢も少しだけ聞きました。

ほんの一部、差し障りのないところだけ書いておきます。

 

「夜の街」関連の飲食店の落ち込みは大変なもののようです。

酒メーカーからも「業務店向け」製品はほとんど皆無の状態になっています。

ビールでも、業務店のシェアが高かったA社はかなり業績が落ち込んでおり、飲食店向けの大容量の生ビール樽製品は90%以上の落ち込みとか。

通常の樽製品は開けても最後まで飲まれることがないため、樽生ビールは置けなくなった店も出ているそうです。

 

ビールだけでなく、焼酎も主に業務店向けである小瓶入りの製品はほとんど出荷無し。

家庭用の紙パック製品だけは細々と出荷が続いているが、非常に厳しい状況のようです。

 

バーやスナックなどの店も開店休業状態か、ほぼ閉店。

今後の営業継続もどうなるか分かりません。

6月ごろには少し持ち直すかという状況だったのですが、この第2波と見られる感染拡大が始まると、客足もぱったりと途絶えたそうです。

特に、居酒屋などでの会食でのクラスター発生が報道されたのが痛かったのでしょう。

 

飲食店と比べるとまだ酒メーカーは痛手が少ないのかもしれませんが、やはり厳しいのは同様です。

OBの皆様方もぜひ家でたくさん飲んでくれとのお願いをされてしまいました。