爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「9月入学論」なんてもう消えたのかと思ったら。文科省役人の作文だけ。

9月入学論というのが浮上しましたが、あまりにも社会への影響が大きいことからもう話すだけ無駄と思っていました。

sohujojo.hatenablog.com

ところが、まだ文科省が検討中ということでびっくりしました。

mainichi.jp

article.auone.jp下のニュースが他でも流れていて、2案のどちらも来年の9月施行で、1案が今年4月から来年8月末までの生まれの子供を一気に新入学させるという「1.4倍案」

もう一つの案が「5年かけて1か月ずつ前倒しで入学させる」という案です。

 

まあ、双方ともとても実施は不可能な案だろうと思いました。

そこで気づいたのが、これは「文科省役人が嫌々ながら作ったプラン」だということです。

 

先日、都道府県知事の多くが9月入学案を表明したために、政府としても放っておくわけにも行かず、「一応検討はしましたけどね。」というだけのポーズづくりプランを文科省小役人に作らせたというところでしょうか。

 

この案を見れば、誰でも「ちょっとこれは無理だな」と思わざるを得ないでしょう。

そういう風に作ったのですから。

 

まあ、これでもやろうという風には知事連中もとても言えないでしょう。

ということで、本件終了。