爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

今日見かけた交通危険事例「点滅信号の通り方」

今日も散歩がてら用事を済ませに出てきたのですが、その途上見かけた問題交通事例です。

 

よく通る道に、「点滅信号」のある交差点があります。

最近はあまり見かけない「点滅信号」(片方が黄信号の点滅、もう一方が赤信号の点滅)で、深夜にそうなるところは他にもありますが、日中も点滅というのは珍しいのではないでしょうか。

 

その「赤点滅」の方から一台の車が交差点に接近、しかし停止線のだいぶ前に停車してそのまま動かない。

言うまでもなく、「赤信号点滅」の意味は「一旦停止し確認してから進む」ですので、少なくとも停止線までは進んで、一回停止し、交差する道の通行を確認しなければなりません。

運転手はどう見てもかなりの高齢の男性ドライバー、(いわゆる”田舎ジジイドライバー”ですな)、赤信号点滅の意味が分かっていないようです。

結構交通量の多い交差点ですので、その車の後ろにもあっという間に数台の車がつながってしまいます。

しかし、その車の直後の車のドライバーはどうやら中高年女性ドライバー、クラクションなど鳴らしたこともあまりないのか、じっと待っています。

ようやくしばらくして、おずおずと数回小さくクラクションを鳴らしたら、前のジジイも気がついたのか動き出しました。

 

ここで言いたいのは、高齢ドライバーの判断力の欠如や、道交法知識の欠如の件ではありません。

根本は「点滅信号の是非」です。

 

どうやら、このような「点滅信号」というものは、事故を誘発する危険性が大きいようで、全国的にもだんだんと姿を消しているようです。

www.nikkei.com

その点滅の意味を知らない運転手も多く、特に赤点滅側の一旦停止の不履行で事故になる事が多いようです。

 

我が家のそばのこの交差点も、一日中信号を点滅させている必要性は全くありません。

本来の切り替え型の信号に戻すか、さもなくば信号を撤去して一時停止の標識にしてもなんの問題もなく、かえって事故の危険性を減らすのは明らかです。

こういったことも、指摘されなければ何もしようとしないのが道路管理者なんでしょう。

市内にも信号関係だけでも不都合を起こしている箇所がいくつも思いつきます。