爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

茅ヶ崎で老女が暴走運転、一人死亡

このところ頻繁に報道される、老人ドライバーの暴走による事故ですが、それが馴染みのある場所で起きると一層衝撃も強いものです。

www.yomiuri.co.jp

事故の場所はJR茅ヶ崎駅から少し北に行き、国道1号線(旧東海道)に出たところです。

つい最近も書いたように、茅ヶ崎は青少年の頃に過ごしたところです。

茅ヶ崎の話 - 爽風上々のブログ

引っ越した当初の今から50年ほど前は車の通行も少なくそこを遊び回ったと書きましたが、当時でも旧東海道の国道沿いは自動車の通行も激しく、あまり近づかないようにしていました。

 

その中でも、今回の事故の現場は茅ヶ崎駅のすぐそば、自動車もバスも頻繁に通り、さらに歩行者や自転車の通行も多いところです。

 

その場所を通るのに、事故を起こした女性の証言は「赤信号であることは分かっていたが行けると思った」という驚きのものです。

 

人から聞いた話では、世界ではそのような交通道徳の国もあり、歩行者として通行する際も信号が青だからと安心しては行けないというところもあるということは知っています。

また、日本でもほとんど車も歩行者も居ないところもあり、交通信号など守っても守らなくても大差ない場所もあるのも事実です。

しかし、東京都内ほどではないとはいえ、非常に交通混雑の激しいところで、このような運転をするとは。

 

加害者の判断能力は認知症とは言えない程度だということで、免許更新もできたそうですが、やはり若い頃とは判断力が違うのでしょうか。

 

現在の日本のような車社会にしてしまった社会の責任を棚上げにして、老人の運転のみを問題とするような主張には反感を感じますが、このような事故を目にするとやはり何らかの対策が必要かと思ってしまいます。

亡くなった女性はまだ50代とか、加害者の息子さんは私とほぼ同年代です。

やりきれない思いになります。