希望の党が公約発表、その基本姿勢と中身の無さには今更ながら落胆します。
民間野放しの小さな政府、原発ゼロと言っても積極的に閉じるのではなく成り行き任せ。なんでこんなことまで言うのというユリノミクス。
アベノミクス以上の内容の乏しさで、選挙への期待も一気に消え失せました。
三極体制などと言ってもほとんど無かったに等しい野党がさらに分裂。埋没しかねない状況です。
かといって自公に投票する気もなくなった無党派層や消極的自民党支持者はいったいどこに投票するのでしょうか。
記録的な投票率の低下も考えられるところです。
このような雰囲気ではカリスマ的独裁者の出現が怖いところですが、小池さんがそうなる怖れもまったく失われました。
どうやら、自公政権を皆が軽蔑しながら、その政治に従っていくというこれまでの流れが継続しそうです。
北朝鮮の脅威を煽り政権支持率確保という手法もそのままでしょう。
金正恩がアメリカと対抗する核保有国になったという夜郎自大の勘違いで、かえって日本などは北の眼中にない状態になりつつあります。
こうなれば日本などはアメリカの同盟国(配下、あるいはただの使いっ走り)であることの方が危険なわけで、北の脅威だけを考えればアメリカの基地を追い出すことが最良の危険回避になるでしょう。
今のままもしも軍事衝突ということになれば、ありうるシナリオは衝突初期であれば米軍戦闘力を叩くということで在日米軍基地の佐世保・横須賀、岩国・三沢・普天間等へのミサイル攻撃でしょうし、北朝鮮本国に相当な攻撃が為され壊滅状態になった場合はせめてアメリカに一矢報いようとしてアメリカ同盟(いや配下・ただの使いっ走り)の日本や韓国に残りのミサイルを発射、ソウルや東京を狙うという程度でしょう。
そういった構図であってもみすみす自公政権の延命を許すようなのが日本国民であるというのは、これまでも分かっていたことですが、何とか変わるのではないかと儚い望みを抱いては裏切られということを続けてきました。
しかしもう私も年も年、なかばどうでも良くなったという心理状態です。
またしばらくは休眠。