爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2016年を振り返る 5月~6月

5月

 ★完全に私事で申し訳ないのですが、2日に娘に子どもが産まれました。私たちにとって初孫です。

 兵庫県に住んでおり、そちらで出産しましたので退院に合わせて向いました。

 九州新幹線は前月の地震で2週間ほど止まっており、ようやく運転再開した列車に乗って行きましたが、まだ運転本数も少なく指定席もナシ、新八代から熊本の間はかなり徐行する区間もあり、通常ダイヤでは10分たらずの同区間を30分以上かけて走るという状態でした。

 しかし、九州を離れるとどこものどかな春の光景、地震などはやはりごく限られた地域だけの話なのだと感じました。

 

 対面した孫は生後1週間、小さいことは驚くほどです。自分の子どもが生まれた時もこの程度だったのですが、もう完全にその感覚を忘れていました。

 しかし、子供の成長は早いもので、現在は8ヶ月弱、もうつかまり立ちしています。

 

 それにしても、この出産に関しては娘にこちらに里帰り出産をするように薦めたのですが、婿さんを一人にしておけないという希望で現地での出産となりました。

 もしも里帰りをしていたら、ちょうどあの地震で臨月の状態で避難しなければならなかったはずです。

 自分のワガママのように見えたあちらでの出産も完全にベストな選択になってしまいました。

 生まれついての強運の持ち主のようです。

 

 ★伊勢志摩サミット開催

 

 「外交の安倍」の得意顔が見苦しいほど溢れかえっていました。このところの他のサミットと変わらず、なんの意味も成果もないまま終わりました。

 それにしてもあのサミットに出席していた各国首脳のうち、イギリスのキャメロンはEU離脱国民投票結果を受け辞任、イタリアのレンツィも同様の状況で辞任、アメリカのオバマは後継に望んだヒラリー敗戦で意に沿わぬ退任を迎えました。

 彼らに決して引けを取らぬひどい治世内容の安倍がまだその座に残っているのが奇跡のようです。

 

 ★オバマがアメリカ現職大統領として初めて広島訪問

 

    サミットの後、オバマは広島の被爆地を訪問。

 最初の核廃絶宣言だけでノーベル賞をかすめ取った件を締めくくるつもりでしょうか。

 茶番にしか見えませんでしたが、多くの純朴な日本人は感激した人も居たようです。

 

6月

 ★北海道で両親がしつけとして置き去りにした小学2年生の子が7日ぶりに無事発見

 

    わんぱくな子は親も大変でしょう。かなり親に同情したくなる事例でしたが、その子のたくましさにも驚きました。大物になりそうです。

 

 ★東京都の舛添知事が公費流用などの問題で辞任

 

    テレビのワイドショーはこの話題でもちきり。もともとそういった番組は殆ど見ませんが、さらに見る気がなくなりました。

 しかし、それ以前はかなり立派なことを言っていた人が知事になれば見るも無残と言うべき行動を取ってしまうというのも、地位というものの怖ろしさでしょう。

 

 ★イギリスでEU離脱を問う国民投票

 

    大きく流れが変わったと感じさせる出来事です。

 EUはどんどんと拡大する一方だという印象だったのが、そうでもないということでしょう

 ただし、賛成と投票した人もどれだけその意味を理解していたのか疑問ですが。

 (もちろん、反対投票した人も同様です)