インディアナ州の予備選で、共和党はトランプ氏が大勝。クルーズ氏は大統領選からの撤退を決め、これでほぼトランプ氏の候補決定となりそうです。
言いたい放題の発言で問題視されていたトランプですが、このところ「本当に」候補になりそうということになって、少しセーブしてきたのでしょうか、あまり取り上げられる発言が無くなってきたようにも感じ、淋しい気もします。
民主党はヒラリー・クリントンが優勢でしょうから、この二人の本戦の争いということになるのでしょうが、これもクリントン楽勝とは行かないかもしれないようです。
ヒラリー・クリントンはまさにアメリカの権力者層そのもの、これに嫌悪感を持つ有権者が増加していることが、トランプ旋風、そして民主党でもサンダース旋風の原因となっていましたから、この勢いは馬鹿には出来ないものかもしれません。
日米関係の見直しなど、日本政府も対応を考えなければならないでしょう。まさか、多分落選するから大丈夫と放っておくわけにもいかず、候補となればある程度の接触をしていくんでしょうね。
それにしても、アメリカでもこのような政治の激震が起こっているのに、日本では相も変わらず景気対策していますというポーズだけで政治を任せるという思考停止状態。
18歳に引き下げた選挙権年齢ですが、考えずに投票するような大人に選挙権がある事自体、考えなおしても良いのかも。