爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

台風15号総括

火曜の朝に通り過ぎていった台風15号ですが、熊本県内では一部を除いてほぼ停電も復旧したようです。ただし、山間部でがけ崩れのため通行止めになっている道路はまだ不通の箇所もあり、孤立集落も解消していないところが残っています。また水俣でただ一人行方不明になっている方も発見されていません。

瞬間最大風速が40mを越えるという久々の本格的台風来襲ですが、屋根の瓦が数枚落ちるとか、カーポートが破損(これが結構多かった)、テレビアンテナが飛んだ、また電線が切れて停電という被害は多かったものの、幸いなことに建物の倒壊や屋根全体が吹っ飛ぶという被害は少なかったようです。これはおそらく台風が熊本県接近の頃には急に速度を上げ、最悪の強風状態の時間が比較的短くて済んだためだろうと思います。台風の風は息をするように強弱を繰り返しますが、かなりの強風でもその強弱の回数が少なければ何とか建物などは耐えきったということではないでしょうか。
その点、カーポートなどは数回の強風で破損し、電線も同様に切れることが多かったためにあちこちで停電ということになったのでしょう。
しかし、交通量が少なかったとはいえ、信号が消えている道路を走るのは少し気味が悪いものでした。また瓦が道路上に散乱しているところもあったため、タイヤがパンクした車もあったようです。

このような台風はせいぜい数年に一度なのですが、今年はまだ8月、これからさらに重ねて台風が来襲する可能性も十分にあります。被害箇所も早めに修復し備えたいものです。